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【プリンストン便り14】プリンストンの画家Jayさんとおしゃべり

先日、プリンストンの記念に街並みを描いた油絵を購入してしまいました!

わたしたち夫婦にとって初めての、絵のお買い物。ちょっとドキドキしたけれど、とっても嬉しいです。

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左が、プリンストン大学のMathey Collegeの門を下から見上げた風景です。色合いが気に入りました。そして右側は、Palmer Sq.にあるアイスクリーム屋さん、The Bent Spoonです!ここのアイスが大好きで、よく夫と二人で食べにきます。隣のコーヒーショップでドリップしてもらったコーヒーと一緒に、Nassau Inn付近のベンチで食べるのがお決まりのコースです。

どちらも個人的に思い入れのある場所であり、かつプリンストンらしい場所かな、とも。

 

そして、こちらが、この絵を描いたJay McPhillipsさん。

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「僕の“オフィス”においでよ!」と言ってくださり、プリンストン地元のコーヒーショップ、Small World Coffeeでコーヒーをいただきました。素敵なオフィスですね、と伝えると「Nassau St.沿いにもう一軒オフィスを持っているんだ」とニヤリ。いいですね。

ところで、Jayさんと一緒に写真に写っているのが、そう、彼の“オフィス”、Small World Coffeeの絵です。

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木漏れ日の気持ちよいWitherspoon St.の雰囲気が出ていてとっても素敵です。Jayさんとお会いした日も天気がよくて、ちょうどこんな感じでした。

他にもこんな絵を描いています。

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これはもちろん、プリンストンのシンボルであり、かつて国会議事堂として使われたNassau Hallです。柔らかい色使いがとっても素敵です。

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「ガオー」。Nassau Hall正面の虎です。よくこの虎にまたがって写真を撮っている人がいますが、実際にまたがってみると思ったより高くて怖いんですよ。

Jayさんは、もともとニューヨークの広告会社や劇場で、グラフィックデザイナーや宣伝プランナーとして働いていたそうです。現在はプリンストン大学のMcCarter Theater専属のデザイナーとして、ポスターやプログラムの製作や宣伝活動をしています。その傍ら、個人の活動としてグッズデザインや書籍、そして油絵の製作を行っているそうです。

例えば、こんなデザイン。ミュージシャンのプリンスの顔を使って、「Prince-Ton」と書かれています。ええ、そうです。ダジャレです。

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私は“Harverd”Tシャツ(注:ハーバード大学の綴りはHarvard)が気に入りました。ハーバード出身のコメディアンがJayさんのTシャツをテレビで着ていたそうです。東大だったら…「灯台」Tシャツ?

因みにこうした作品は自宅のキッチンで一枚ずつJayさん自らプリントしているそうです!

こんなおしゃれな面白グッズや、ジョークがいっぱい詰まった本の出版の他、彼の公式ウェブサイトには「映画の製作も手がけています。その映画には、ジャスティン・ティンバーレイクとジュディ・ディンチとバイクに乗った猿のぬいぐるみが出てくるかも、または出てこないかもしれません」と書かれていました。ミュージシャン兼イケメン俳優や、大御所女優の名前ではないですか!(ちょっと猿は意味がわからないけど)Jayさん、ただ者じゃない!

…と、思ったら、「あはは〜、それはジョークだよ〜」と笑い飛ばされてしまいました。Jayさん、ただ者じゃない…。

基本的に、Jayさんは常にジョークばっかり考えているそうです(私の英語力の関係もあって単刀直入に「あなたは常にジョークを考えているのですか?」と質問したところ、「はい、私は常にジョークを考えています」という答えが返ってきました。)

Jayさんのジョークは、ちょっぴり知的。彼の印象派画家としての才能と、面白デザイナーとしての才能が合体した作品がこちら。

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この元ネタは、ロイツェという画家が独立戦争でのジョージ・ワシントンを描いたWashington Crossingという絵画です。(ウィキペディアをご参照ください:http://goo.gl/RbXYaV)

原作で描かれているのは、冬の悪天候の中、雪の塊をどかしながらデラウェア川を渡るジョージ・ワシントン率いるアメリカ大陸軍の姿です。この奇襲作戦が、ニューヨークで大敗したアメリカ大陸軍の奇跡的な勝利に結びついたため、歴史上とても重要なシーンとして、アメリカではとても有名な歴史画です。

私はちょうど最近、英会話のクラスでロイツェについての記事を読んだばかりだったので、この絵が面白くて。そうか、こうやって描かれたのか、って。(いえいえ、もちろん違います!)

現在Jayさんは、これまで描いたプリンストンの絵に文章をつけた書籍を出版することを計画中です。プリンストンの教授たちに文章を書いてもらえたら…と話していました。

街中の絵も今後さらに増えるそうです。特に、大きいピースのものや、夜の風景を描きたいとのこと。彼の新作がとっても楽しみです!

 

Jayさんの作品やその他の情報については、こちらも御覧ください。素敵な絵や面白い写真がたくさんあります。

http://www.jaymcphillips.com/

 

(南崎梓@プリンストン)